ザ ペニンシュラ 東京〈日比谷〉

東京/TOKYO

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外観快適なリビングコーナーベッドコーナーセクシィなバスルームシャワーブース洗面ボウルは向かい合わせに2つやたらと広いウォークインクローゼットネイルドライヤーは初めて見たなぁ快適プールプールサイドのデッキチェアに寝そべるとミネラルウォーターがやって来る部屋からの眺め、皇居が一望の元に一枚板の大きなスライドドア

待望のホテルだった。あのパークハイアット東京ですら開業直後の混乱で満足な接客は得られなかった苦い経験があった。ところが、宿泊の下見を兼ねて訪れたザ ペニンシュラ 東京のホスピタリティは素晴らしかった。開業直後のホテルには立ち寄ってはいけないという通説は覆った。すぐに宿泊の予約をした。そして、冬のある日、待望の宿泊。そのホテルを満喫することができた。その最新の設備にも、心地良い空間デザインにも、もちろんホスピタリティにも。

【快楽主義宣言より】ザ ペニンシュラ東京滞在記

「祝いの食卓」 2008年2月11日

「寛ぎの空間」 2008年2月10日

「快適のデザイン」 2008年2月9日

「都心の雪を眺める宿」 2008年2月3日

「通説は覆る」 2007年12月1日

エグゼクティブハウス禅〈赤坂〉*Hニューオータニ

東京/TOKYO

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帝国ホテル、ホテルオークラ、ホテルニューオータニがホテル界の御三家と呼ばれる。ホテル好きのお気楽夫婦は、これらのホテルに食指が動かなかった。サービスも、食事も、もちろんクオリティが高いことは、館内のレストランでの食事や宴会場でのパーティで経験している。けれど、いずれも巨大であることで選択肢から外れる。2人のホテル選びのコンセプトは、スモール&ラグジュアリー。御三家に宿泊するきっかけがなかった。

ところがホテルニューオータニに、ホテルINホテルをコンセプトに2フロア、全87室だけのクラブフロアができたと聞いた。であれば、テニスコートもあるし、のんびりと滞在しようかということになった。結論から言うと、大正解。改装後の明るく大きな客室は、レイアウトも効率的で、洗い場のあるバスルーム、大きめのウォークインクローゼットなど、細部に細やかな気配りが感じられる快適な部屋だった。クラブラウンジからの眺めも素晴らしく、ゆったりできる。カナッペ等の種類が少なめなのはご愛嬌。部屋数に見合ったものではあろう。ホテル内にレストランやバーが50ヶ所以上あるという巨大なホテルで、巨大なホテルに見合った設備を最大限に利用し、こぢんまりしたクラブフロアでのんびり過ごすのがおススメだ。

■IGA“快楽主義”宣言  *エグゼクティブハウス禅滞在記

・「都心のホテルで寛ぎテニス」2013年6月15日

ザ キャピトルホテル東急〈赤坂〉

東京/TOKYO

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外資系ラグジュアリーホテルの進出が一段落した2010年。赤坂近辺で大きな話題になった2つのホテルがあった。ひとつはバブルの象徴でもあった“赤プリ”の閉館発表。2011年3月末で姿を消してしまう赤プリと対照的に、2010年10月に再開業したのはザ キャピトルホテル東急。2006年に閉館したキャピトル東急ホテルがあった同じ場所。かつて星ヶ丘と呼ばれた赤坂山王日枝神社の傍ら。29階建ての東急キャピトルタワーの上層階。

かの北大路魯山人の主宰した星岡茶寮があった美食の丘。そこには和の心での“おもてなし”、ホスピタリティが溢れていた。客室、クラブラウンジなどの内装は西洋からみた日本の姿を逆手に取ったジャポニズム。バスルームから窓の外を眺められ、ベッドルームからクローゼットとぐるりと巡ることができる構造も機能的で、かつ面白い。明るいジム、プールなど施設も充実し、満足のいく滞在だった。けれど、やや接客の柔軟さに欠け、昔ながらの慇懃な対応になってしまっているのが残念。外資系ホテルのラグジュアリーなのにカジュアルでフレンドリーな(なんのことやら)ニュアンスを取り込むことで、親しみが増すと思うのだけれど。

【快楽主義宣言より】(ザキャピトルホテル東急滞在記)

■「クラブルームの損得勘定」2011年2月13日

■「The Capitol View」2011年2月12日

■「2月生まれに乾杯!ORIGAMI」 2011年2月11日

:あくまで個人の嗜好・お気に入りの度合いです