スケープス ザ・スイート〈葉山〉

リゾート(ビーチ)

  • ★★★ :リピしたい!と妻がしみじみ宣言
  • 住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内9
  • TEL:046−877-5730
  • URL:http://www.scapes.jp/hotel.html
  • 宿泊:2016年7月

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そのホテルを最初に知ったのは、雑誌に掲載された写真だったか、インターネットだったか、今となっては覚えていないのだけれど、直感的に「泊まりたい!」と思ったのだ。いわゆる一目惚れ。そして、全館に4室しかない客室が全てスイート(ジュニアスイート)であること、海に面していること、屋上にジャクージがあり貸切にできること、レストランの評判も良いことなど、知れば知るほど思いは募った。ところが、なかなか縁がない。一度は予約したものの、仕事の都合でキャンセル。その後は日程が合わず、何度も予約を試みたけれど、宿泊するチャンスが訪れなかった。

そして、2016年夏。チャンスはやって来た。妻の腱鞘炎療養と称し、金曜日から休みを取りどこかに宿泊しようと計画。さすがに連泊では予約できなかったが、1泊だけ「Ever green」というスタンダード(と言っても52㎡)の客室を予約することができた。事前に期待が膨らみ過ぎた場合、現実とのギャップに期待はずれという場合がある。ところが、このホテルは逆だった。

事前に予約確認の電話が入り、電車で向かうと告げると、到着の時間を教えてもらえれば、最寄りの逗子駅または新逗子駅まで提携のタクシーで迎えに行くという。チェックイン前の早い時間にホテルに到着し、クロスバイクを貸りたいという要望にも応えてくれた。それどころか、ウェアやシューズまでレンタルしてくれるという。チェックイン同様にライブラリーに案内され、ウェルカムドリンクと冷たいおしぼりで迎えられ、荷物を預かっていただいた。そしてホテルに戻ると「お帰りなさい」と迎えられ、フリーパスで部屋に入ると、ウェルカムシャンパンが冷えており、冷蔵庫の中のビール(それも地元の葉山ビール!)やソフトドリンクは全て無料だと言う。サイトにそのようなことは一切記載せず、さり気なく供されるサービス。これでもうこのホテルに恋に落ちたのは言うまでもない。

部屋はウッドデッキのベランダがついたワンルームタイプ。バスルームとベッドルームの間の壁はガラスだから、部屋越しのビューバス。Bang&Oulgsen製のオーディオ、シモンズのベッド、大きな液晶TVなど、スタイリッシュな室内。居心地良し。広いデッキにはティテーブルと椅子が2脚あり、ここで朝食をいただくこともできる。宿泊客は滞在中に1度無料で利用できる屋上のジャクージ。屋内と屋外にバスタブがあり、冷たいスイーツ付き。お気楽夫婦はシャンパンを持ち込んだ。都内からわずか1時間で日常から乖離した空間を存分に味わえる。オススメはしない。これ以上予約できないホテルになってもらっては困る。お気楽夫婦は、さっそく次回の滞在の計画を立てた。

■IGA“快楽主義”宣言 「海辺のHIDEAWAY」2016年7月10日

ザ リッツ カールトン 東京〈六本木〉

東京/TOKYO

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外観クラブフロアでチェックインの後こんなものを飲みながらこんなものを食べつつこんな風景を眺めるベッドコーナーリビングボードドレッシングルーム夕暮れの風景を眺めながらシャンパンをいただく爽快プール快適ジャグージこんな夜景を眺めながらRitz1Ritz2RITZ3RITZ4

このホテルで味わうべきはその眺望。そしてクラブフロアとクラブラウンジのサービスだろう。比較的早い時間のチェックインだったこともあり、お願いして東西南北全ての方角の部屋を案内してもらった。各部屋で撮影させていただき、ビューを確認。そんな私のわがままにもスタッフはにこやかに対応し、少し料金は上がりますがと念を押し、最後の東京タワービューを薦めてくれた。なるほど。もちろん東京タワーの最高地点はリッツ カールトンよりも高い場所にあるが、展望台の高さはほぼ一緒。距離の関係もあり、タワーを見下ろす視点になる。そして遠くにレインボーブリッジ、お台場の観覧車なども望める。この眺望とアフタヌーンティや夕暮れ時のシャンパンサービスなど、クラブラウンジのサービスを味わうだけで、このホテルを利用する価値があるというものだ。

*2016年6月追記:クラブラウンジがリニューアルされたと聞き、再訪。スイートルームに宿泊したこともあり、以前よりゆったりと過ごすことができた。リニューアルされたラウンジは落ち着いたスタイリッシュな空間で、居心地の良い空間になり、スタッフのサービスも良し。国内のホテルのクラブラウンジの中ではトップクラスだと思う。お気楽夫婦が滞在したラウンジの中では断然NO.1。

*2枚目の写真と最後2枚の写真を比べると、新旧クラブラウンジの様子の違いがわかる。

【快楽主義宣言より】

「クラブフロアの愉しみ」 2008年8月9日

「東京を眺めるプール」 2008年8月3日

「東京のてっぺんから東京を眺める」 2008年8月2日

■「お気に入り度アップ」2016年6月12日

パークハイアット東京〈新宿〉

東京/TOKYO

  • ★★★ :お気楽夫婦の“ハレの日”ホテル
  • 住所:東京都新宿区西新宿3-7-1-2
  • TEL:03−5322−1234
  • URL:http://www.parkhyatttokyo.com/home.html
  • 宿泊:2007年8月 他、多数

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昼のライブラリーパークスイート:リビングルームでのんびりと存在感あるリビングボードミニバーも美しい、でもこんなに飲めないさっぱりとしたベッドルームツインボウルの洗面台ルームサービスでエッグベネディクト:妻の大好物幸せのルームサービスランチはデリで天空のプール:新宿を見下ろして泳ぐ爽快さと言ったら・・・天空のジムこの夜景を眺めながら飲むお酒の美味しさは・・・ParkHyatt4ParkHyatt5ParkHyatt6ParkHyatt7ParkHyatt8ParkHyatt9

お気に入りのホテルを挙げろと言われれば、迷うことなく真っ先にこのホテルを思い浮かべる。お気楽夫婦が選ぶお気に入りホテルの基準はいくつかある。爽快に汗がかけるスポーツクラブがあること。ゴテゴテせずすっきりとしたインテリアであり、何より佇まいがセクシーであること。部屋からの眺めが魅力的であること。部屋の中に読書に適した和みのスペースがあること。慇懃ではなく適度にフレンドリーな接客であること。そして美味しい朝食が食べられるレストランがあること。パークハイアット東京は、この全てを満足させるホテルだ。

*2016年3月追記:近頃はゼータクにも、このホテルに滞在する際には「パークスイート」に宿泊することが多い。国内外の多くのホテルに宿泊しているけれど、このホテルの、この部屋に滞在することこそが、ホテルマニアであるお気楽夫婦にとって至福の時間だ。

*2019年2月追記:2000年の入籍パーティと同様に、2018年の2月にパークハイアット東京のドローイングルームで、友人たちをお招きし自分の還暦と妻との25周年を祝った。その際に宿泊した「ディプロマットスイート」は、もう2度と宿泊できないだろうけれど、実に豪華で快適な客室だった。

【快楽主義宣言より】

夢のスイートルーム住まい」2018年2月25日

友は財産」2018年2月17日

天空のジムと部屋飲みと」2017年5月20日

理想のアーバンリゾート」2017年5月14日

■「IGA別邸?」2016年3月13日

■「再会に乾杯♬」2013年10月13日

「美しき記憶への対価」2012年2月18日

「住んでみたいが…」 2007年9月17日

「ポイントでスィート」 2007年8月12日

「乾杯バーに乾杯!」 2006年5月20日

「快感のプール」 2005年11月11日

:あくまで個人の嗜好・お気に入りの度合いです