一富士、煮ハマ、三お節?「帰省とアル中の風景」

Photo_41その秀麗な山裾から拡がる美しい姿を眺めていると、神々しさを感じ清々しい気分になる。西に向かう<ひかり号>が新富士駅を通過するあたり。妻の実家に帰る際の楽しみのひとつは、新幹線の車窓から望むこの風景だ。日本人なら、富士山が見えると思わずちょっと得した気分になるはず。まして、こんな間近に見えると、何か良いことがありそうな気がしてくる。それも年末年始のきれいな空気の下、仕事納めも、大掃除も終えて、だら~っとした気分で眺めることができる悦び。幸せ。

Photo_43だら~っとできるまでには、いくつかのステップが必要。まずは東京駅の大丸の地下、<ほっぺタウン>に向かう。出張族にはお馴染みの、駅弁が豊富なデパ地下。妻と一緒に弁当を選び、缶ビールとワインなどをウキウキと買込み、高揚した気分を一緒に抱えてホームに向かう。その日、妻が選んだ弁当は、<蝦夷前 知床鮨>の穴子と煮ハマ。私が選んだのは、日本橋大増<冬の幸 折詰>。新幹線の小さなテーブルに、そんな“ごちそう”を並べ、二人でにんまり。ピクニック気分で頬張る。ビールをゴキュゴキュと飲み干す。幸せ。

Photo_45年末年始を妻の実家で過ごすのは、何よりも一人っ子である妻と、普段は二人きりで過ごす妻の両親を思ってのことではある。が、この新幹線での駅弁&ビールがもたらす“小福”のためであることも否めない。何を隠そう、私は座席に付いた途端ビールが飲みたくなるという“新幹線症候群”に罹っているのだ。一般的には、軽度ながら“アル中”とも呼ばれる、ちょっと楽しい病気。そんな自分の症状を自覚しながら酒を楽しむ。“酔い”と付き合う。幸せ。

そして、実家のある駅に到着すると、まず全く酒の飲めない親子と共に過ごす正月のために、自分の飲む量を想定し、日本酒の5合瓶を購入。年末に温泉旅館に一泊するとの予定で、ビールは控えめに購入。焼酎は妻の実家にボトルでキープしてある。そして毎年注文する店をあちこち変える心配りと共に、用意してくれている“お節”。今年は地元老舗ホテル「ヴィラくれたけ」の和洋折衷のお重。旨そうっ。これをつまみながら朝からダラダラ酒を飲む。アル中の醍醐味。幸せ。

ん、今日の記事、ふと気づいたら、“一富士、煮ハマ、三お節”?こいつぁ春から縁起が良いぜっ!お後がよろしいようで・・・。

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