日本料理 紅屋(鶴岡)

山形

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予約をしなければ入れない訳ではない。一見さんお断りでもない。けれど、この店に行くなら事前に予約することをオススメする。お気楽夫婦は当日電話をして伺った。けれど、何日か前に予約するんだったと反省した。何しろこの店、お酒以外のメニューがない。客の好みを聞き、苦手なものを確認し、仕入れた食材をアレンジして出すという方式。最初は、お勘定をするまで支払の見当もつかない大人の店。けれど、驚くような値段ではなく、逆に「え!これで良いの?」と驚くお手頃価格。

当日の予約であったがために、“我々のために”仕入れた食材はなく、“あり合わせの”食材で出された料理に唸った。ん〜んまいっ!のだ。これが。食材の良さ、新鮮さもある。けれど、その食材を活かす確かな腕も同時に味わえる。これで、事前に何を食べたいか、何が好きかを伝えておけたら、どんな一品が出て来たのか…。次回は、お気に入りの旬の食材を目指して再訪しようと誓った。

そして再訪。究極のズワイガニをはじめとした冬の日本海の味覚を味わう。予約して良かった。

■快楽主義宣言より

・「雪の降るまちを」 2013年3月2日

・「おいしいの原点」 2010年10月30日

アル・ケッチァーノ(鶴岡)

山形

  • ★★ :ランチでのお気に入り度(今度は夜にぜひ!)
  • 住所:山形県鶴岡市下山添一里塚83
  • TEL:0235−78−7230
  • URL:http://www.ques.co.jp/alchecciano/

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アルケッチャーノ外観:古い“ドライブイン”の居抜きこの看板に美味しいものの全てが記されているカルパッチョトマトのパスタアサリのパスタ庄内浜の鯛をアクアパッツアに隣に建つ「イルケッチャーノ」スィーツの店イルケッチャーノの焼き菓子たち:おもたせに

映画『おくりびと』のロケ地として有名になった山形県庄内地方の地産地消のイタリアン・レストラン。「アル・ケッチァーノ」というのはイタリア語ではなく「あるんだってね」という奥田シェフのイタリアン庄内弁。東京都内の山形物産館に「ヤマガタ サンダンデロ」というレストランをオープンさせた。店名は「山形産なんだろう?」という意味。

地元の野菜や海産物を見事に活かした庄内イタリアン。価値観を少々変えるのではなく、大胆に変えてしまえば勝利の方程式も見えて来るという成功例。一度だけの訪問、それもランチだけ。お気に入りの店というには余りにも情報不足。次回はゆっくりとお邪魔したい。

【快楽主義宣言より】

「新たな味の記憶」 2007年8月5日

「味、ルネサンス」 2007年8月4日

:あくまで個人の嗜好・お気に入りの度合いです