▲画像クリックで拡大
POPOVER(ポップオーバー)の専門カフェ。それは、シュー生地のような、パンのような、不思議な食感。“POPOVER”(弾けて飛び出る)という名前そのままに、それぞれの弾け方でカタチが違う。サラダ、スープに良く合うけれど、男性のランチとしてはやや物足りない。大きなガラス窓の明るい店内、白木の椅子やベンチ、長居もできるフリードリンクなど、内装やサービスは女性向き。同じスイーツフォレスト内にある「プラチノ自由が丘テラス」と同様に、マクラーレンのベビーカーを押してやってくる若い奥さまたちで賑わう。きっと彼女たちの大切な情報交換の場なのだ。
【快楽主義宣言より】
■「新メニューご紹介 自由が丘ランチ」 2009年7月4日
▲画像クリックで拡大
鮎好きのお気楽夫婦。季節になると料理のジャンルを問わずに食べに出かける。稚鮎の天ぷらを食べに天ぷら屋に、鮎のコンフィを食べにビストロに。けれども、やっぱり鮎は塩焼きが王道。それも香魚の名前の通り、その腹の苦みと甘みと香りを楽しむには天然鮎。日本最後の清流と言われる高知県の四万十川。その川で育つ天然鮎なら間違いあるまい。…はい、間違いありませんでした。
四万十の天然鮎が食べられる「祢保希」は土佐料理の名店。銀座、赤坂、渋谷など都内の主要な街に支店がある。
■「IGA“快楽主義”宣言」へ
・「四万十の天然鮎」2005年7月23日
▲画像クリックで拡大
渋谷にある会社に1年程通っていた。その通勤途中に、ちょっと気になる店があった。店の名前は東京トンテキ。渋谷警察署前の歩道橋で、その店を眺める度に入ろうかと思いつつ、叶わなかった。ランチタイムには早い時間だったり、店に向かう階段まで人が並んでいたり、実にいつもタイミングが悪かった。何度かテレビ番組で紹介され、人の列は長くなった。残念。
ところがそんなある日、自由が丘にトンテキという看板が!ビルの地下に向かう階段の途中で豚がお出迎え。清潔な店内。スタッフの感じも良い。なかなか期待ができそう。名物「とんテキ」(ランチ1,000円)をオーダー。すると目の前に現れたのは、がつんと迫力ある大きさの豚ステーキとキッチンばさみ。韓国料理のよう。「これで切ってお召し上がりください」ふんふん、演出もなかなか。柔らかく、ジューシーなお肉。豚肉好きとしては満足の味。東京トンテキを食べていない身では比較のしようもないが、渋谷の借りを自由が丘で返してもらった気分。お気楽に通える1軒だ。