マデュロ(六本木)

■東京, 赤坂/六本木

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MaduroMaduro2

開業時の喧噪が去った六本木ヒルズを歩く。街の内側からグランドハイアット東京に向うには、迷宮を彷徨うような複雑なルートだったのに、人混みがなくなると意外とスムースに移動できることが分かる。それでも、さらにこの隠れ家バー「MADURO」に行くにはコツがいる。フロント裏のエレベータに乗り、6階のレストランフロアの中庭に一旦出て、エレベータに乗り直す。ホテルサイトの案内にも「グランドハイアット東京4階(6階経由)」とある。*慣れれば森ビル側からもアクセスできることが分かるけれど、深夜はホテル内からのアクセスしかできない。そして、大きな木のドアが空くと、異空間が広がる。ホテルのバーとしては大箱。ジャズのライブも毎夜行われる。かつての魔と上海の租界のバーもかくやと思える、怪しく、インターナショナルで、エキゾチックな雰囲気。たまにふらっと迷いこんでみたくなる、魅惑的な空間だ。

【IGA“快楽主義”宣言より】

うかいでたっぷり、マデュロでまったり」 2006年5月28日

Shagnhai Dining 状元樓

□自由が丘ランチ, 自由が丘

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店頭中庭ShouronPawIka

中華街に本店のある上海料理の店。自由が丘マダム御用達のこの店は、開店の11:30には店の前に並ぶ必要がある。それだけ人気の店。客層は自由が丘マダムの中でもアッパークラス。プラチノ自由が丘テラスがベビーカーを押した若い母親が中心ならば、状元楼は子供が独立して時間に余裕ができた年代。だから、昼時にタイミング良く席に付けなかったら気長に待つことだ。彼女たちに時間はたっぷりあり、尽きない話題も充分ある。数種類のランチメニューをオーダーし、皆でシェアしながら実に美味しそうに召し上がっている。しかし、落ち着いた店内の雰囲気はオヤヂたちでも大丈夫。オバさまたちに負けず、中華街の絶品中華の味を堪能したい店だ。

そしてもちろん、夜のメニューも。小籠包も良し、上海カニも良し。個室で接待も良し。

【快楽主義宣言より】

■「X’mas Carolの似合う街で」 2010年12月18日

「猫背なカレー、マダムなランチ 自由が丘ランチ事情」 2009年2月1日

「大人食い 中華三昧」 2007年2月4日

星火(せいか)

自由が丘

  • ★★ :丁寧な仕事に相応しい味
  • 住所:目黒区自由が丘1-21-4 J121ビル 1F
  • TEL:03-6421-4328
  • URL:http://www.seika-firemark.com

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YakiYasaiMameKinkiZensai

星火と書いて「せいか」と読む。自ら居酒屋と名乗ってはいるが、落着いた佇まいは和食の料理屋の風情。広いカウンタ席は調理台と同じ高さ。調理人の包丁捌き、盛付け、食材なども全てオープン。眺めていても気持の良い仕事っぷり。ということで、味付けも確か。料理は京会席寄りかと思えば、ランチメニューやシメのメニューにラーメンがあったりもする。良い意味で敷居が低い。酒肴の盛合せ、薫製の盛合せなど、少人数で行っても多様な食材と料理が楽しめる。駅から少し歩くのもまた一興。行きつけにしたい店だ。

■「IGA“快楽主義”宣言」より

・「オトナの街歩き」2013年10月20日

:あくまで個人の嗜好・お気に入りの度合いです