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気軽に行ける店ではないが、上海蟹の季節になると、あの細い脚の先まで身を剥いて食べさせてくれる“究極の上海がに(お気楽夫婦のレベルで)”を思い出す。美味しかったなぁと、遠い目になる。けれど、豪華な店内で高級な中華料理という雰囲気なのに、決してお高く冷たい接客でもない。また伺いたいと思いながら、訪問のきっかけがない。お誘いするにもお安くはないから誘うのに躊躇う。どなたかご一緒する方、いらっしゃったらお声掛けください(笑)
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「夜上海(イエ・シャンハイ)」という名の、香港に本店がある上海料理の店。(以前は銀座にも店があったが、残念ながら閉店)。店内のインテリアも料理の味も洗練された上海料理とくれば、この店で食べるべきは「上海蟹」だろう。お気楽夫婦も蟹味噌入小籠包、蟹粉醸蟹蓋(蟹肉と蟹味噌の甲羅焼き)などを堪能。上海蟹にかぶりつき、手をべたべたにしながら食べる茹で蟹も美味しいけれど、剥身や卵をゼータクに食すのも悪くない。というか、一度味わってしまったら虜になる。老舗料理店のギラギラした内装ではなく、シックでモダンな内装、ちょっと照明は落とし過ぎかもしれないぐらい。お気楽夫婦が好きなカテゴリに含まれるレストラン。何度か再訪。
【快楽主義宣言より】
■「過食的香港」(食い倒れ編) 2007年1月7日
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映画『おくりびと』のロケ地として有名になった山形県庄内地方の地産地消のイタリアン・レストラン。「アル・ケッチァーノ」というのはイタリア語ではなく「あるんだってね」という奥田シェフのイタリアン庄内弁。東京都内の山形物産館に「ヤマガタ サンダンデロ」というレストランをオープンさせた。店名は「山形産なんだろう?」という意味。
地元の野菜や海産物を見事に活かした庄内イタリアン。価値観を少々変えるのではなく、大胆に変えてしまえば勝利の方程式も見えて来るという成功例。一度だけの訪問、それもランチだけ。お気に入りの店というには余りにも情報不足。次回はゆっくりとお邪魔したい。
【快楽主義宣言より】
■「新たな味の記憶」 2007年8月5日
■「味、ルネサンス」 2007年8月4日