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自由が丘駅近く、1階は高級ブランド牛肉中心の精肉店。牛肉コーナーを素通りして、奥の惣菜コーナーへ。種類は多くはないが、コロッケとメンチカツがかなり旨い。ちょっとお高めではあるが、その値段も食べれば納得できる。ほくほくのコロッケを1個だけおやつ代わりに食する時は、あぁ自由が丘で仕事をしていて良かったなぁと、幸せな気持になる。
外階段を上った2階が系列の焼肉店。店内は広くはないが、明るく清潔。肉の仲卸をやっている会社の経営とのことで、上質な牛肉を使ったリーズナブルなランチがいただける。写真のステーキ丼が人気。夜は未訪問だが、ランチのレベルから推測すると、期待が持てる。
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2008年の夏、東京ミッドタウンにある中華料理の名店「SILIN 火龍園」を訪ねたのは偶然だった。そして、当時総支配人だった根本さんとお会いしたのも。そして、その香港さながらの絶品広東料理はもちろん、根本さんとの“美味しい”料理や酒の話を交わすのが楽しみで、その店に通った。ところが、2011年の春、店を辞め独立の準備を始められた。半年後、開店の連絡をいただいた。松陰神社の「広東料理Foo」というこぢんまりとした店。そこにはSILINで味わった絶品のサービスが、パートナーのシェフ林さんの作る絶品広東料理と共に供される。お気楽夫婦を瞬時に虜にする中華ビストロの店だった。以降、友人を誘い訪れること数度。すっかりお気に入り中華料理店、赤丸急上昇の店となった。何を食べるか!よりも誰と食べるか!という楽しみを味わいつつ。
【快楽主義宣言より】
■「深夜の酒」2013年7月28日
■「ビールで、ワインで、料理でFoo〜っ♬」2013年6月22日
■「楽しい独り酒」2013年5月4日
■「おめでとう!の店」2013年3月10日
■「今年の“美味しい”に感謝」2012年12月1日
■「美味しい♫のネットワーク」2012年11月10日 *広東料理Foo1周年
■「人と人との繋がりで」2012年10月27日
■「味は人で決まります」2012年2月4日
■「おひとり様でも♬」2011年11月21日
■「新鮮海鮮在松陰神社」2011年11月6日
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人によって居心地の良い店の基準は違う。駅から適度に離れ、カウンタ中心のこぢんまりした店構え。肴が美味しく、酒が旨い。店主は適度に愛想があるけれど、でしゃばらず、常連客にだけ口を利くといういうようなこともない。声高に騒ぐワカモノがおらず、蘊蓄を語るオヤヂもいない。常連だけが幅を効かせる溜り場のような店などは論外。独りで行っても適度に放っておかれ、それでも淋しくない。ましてや、小さな店なのに豊富な種類の酒があり、新鮮な魚料理が供される。これが私の求める居心地の良さだ。
この店にはそれが全てある。
【IGA快楽主義宣言へ】
■「深夜の酒」2013年7月28日
■「楽しい独り酒」2013年5月4日
■「広がる環の中で」2013年1月20日
■「祝杯の夜」2012年10月6日
■「さかな、魚、肴」2012年3月4日
■「居心地の良い場所」 2011年9月25日