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店名OUは、オウと読む。恵比寿の裏通り、人気のスペイン料理店のあるビルの最上階。恵比寿で食べた後は、この店に立ち寄ることが多い。時間によって、曜日によって、顔見知りの客と出くわすことがある。何しろ前職の会社のOBが始めた店。日によっては同窓会(?)のようになる。つまり、同席の客の顔によって居心地が変わる店。それはお互い様で仕方がない。
誤解のないように言えば、何の縁もなく訪れるには、初めての訪問でも問題なし。マスターの出過ぎない接客も、落とし気味の照明も、薄く流れる音楽も心地良い。落着いた良い店だ。
*2012年3月、残念ながら閉店。
■快楽主義宣言より *OU訪問記
・「仕事と人生の収め方」 2012年4月1日
・「シングルモルトの夜」 2010年2月28日
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渋谷から六本木通りを高樹町方向に向かい、渋谷2丁目交差点で立ち止まる。「渋谷区渋谷四丁目五番五号」と書かれたどでかい看板が目に入る。なんだ?と少し悩んだ後、その向かいの小さなビルの2階を見上げる。鉄格子のある窓に「Jail House」とある。監獄?何の店?『Jail House Rock』というエルビスの曲があった。名古屋には同じ名前の興行元がある。
謎のまま外階段を上る。大きな鉄製のドアに看板もない。秘密クラブのよう。中に入ると「いらっしゃいませ」の声。一般人も入れるようだ。あ、トンカツお願いします。…昼はランチメニューもあるダイニングバーが、その正体。真っ白に塗られた壁、天井。何台かのモニターが音楽のライブを映している。作り付けのテーブルの下には敷石と砂。なのに、味噌汁付きのランチ。う〜む。窓から六本木通りと不思議看板を眺めながら、真っ白な内装のライブハウス風の店内で、定食屋風のフツーのランチを食べる不思議。それでも、この店でのランチは、なぜかお気に入りの空間と時間だった。
■快楽主義宣言より 「GOOD BYE ! 青山 独りメシ、おススメの店」 2009年10月31日
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玉川髙島屋南館がオープンしたのは2003年。話題の飲食店が何店も入った。京都の老舗、たん熊北店もそのひとつ。2006年、初めて訪れた際に店長(当時)の本城さんとの幸福な出会いがあった。以来、季節毎に幸福を味わうために訪れる店になった。「IGA快楽主義宣言」に綴った記事は、その幸福な記憶の蓄積だ。本城さんが独立され、店長が保坂さんに代わった今でも、その幸福の味は変わらない。*ところが、その保坂さんも独立!うぅ〜ん。★を減らさざるを得ないなぁ(涙)
【IGA快楽主義宣言より】
■「お帰り!千夏」2010年6月26日
■「日本の味、日本人の舌」 2009年2月28日
■「実りの秋、祝いの秋」 2008年10月13日
■「名残の夏、名残の鮎」 2008年9月14日
■「春の味、春の香り」 2008年3月15日
■「舌で味わう四季」 2007年5月20日
■「いつもの幸福シート」 2007年5月19日
■「味は人」 2006年11月26日
■「めで鯛お祝い」 2006年11月25日
■「美味礼賛(アワビの肝と鱧)」 2006年7月22日
■「美味再訪(水貝と天然鮎)」 2006年7月17日
■「美味を創るもの」 2006年5月6日