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シモキタで美味しい魚が食べたくなったら、この店に行けば良い。ジャックポットという下北沢を中心とした飲食店グループが経営する居酒屋。開店当時から人気のこの店は、お隣の店まで浸食していつの間にか広くなった。店に入ると威勢の良いお兄ちゃんたちの声に迎えられる。ナショナルチェーンのようなマニュアル化されたものではなく、どこかシモキタの街のように温かく親しみやすい。で、魚も肴も酒も堅実に美味しい。どの店に行こうかと迷ったら、この店に行けば良い。
■「IGA“快楽主義”宣言」より
・「ぶぅらり散策 三茶の宵、シモキタの夜」2012年5月20日
■東京, 世田谷
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★★ :クセになる上品で新鮮な辛さ
- 住所:東京都世田谷区経堂1-12-10 松原ビル2F
- TEL:03-3425-1668
- URL:
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料理と人の間には相性もあるが、美味しい店の料理には中毒性がある。食べている最中に、また次も来なきゃと思ってしまう店。小田急線の経堂駅からほど近い、四川料理の店「蜀彩(しょくさい)」もそんな店だった。初めて訪れて食べた夫妻肺片、雲白肉など、いかにも辛そうな面構えの料理は、ラー油や唐辛子の辣、花椒の麻味という痺れる辛さ、食材の旨さが一 気に口の中に溢れる悶絶系の料理。辛さだけではなく、肉の旨味に甘みさえ感じる料理の数々にハマった。辛旨の深い味わいが舌と脳中枢に刻み込まれた。舌に辛旨の後味がからみつく。美味の記憶が断続的に蘇る。いかんっ!どうしてもまた食べたい。我慢できんっ!と2日後に再訪。すっかりお気に入りの1軒となった。
【IGA“快楽主義”宣言より】
■「街の引力、店の魅力」 2012年3月25日
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玉川髙島屋南館がオープンしたのは2003年。話題の飲食店が何店も入った。京都の老舗、たん熊北店もそのひとつ。2006年、初めて訪れた際に店長(当時)の本城さんとの幸福な出会いがあった。以来、季節毎に幸福を味わうために訪れる店になった。「IGA快楽主義宣言」に綴った記事は、その幸福な記憶の蓄積だ。本城さんが独立され、店長が保坂さんに代わった今でも、その幸福の味は変わらない。*ところが、その保坂さんも独立!うぅ〜ん。★を減らさざるを得ないなぁ(涙)
【IGA快楽主義宣言より】
■「お帰り!千夏」2010年6月26日
■「日本の味、日本人の舌」 2009年2月28日
■「実りの秋、祝いの秋」 2008年10月13日
■「名残の夏、名残の鮎」 2008年9月14日
■「春の味、春の香り」 2008年3月15日
■「舌で味わう四季」 2007年5月20日
■「いつもの幸福シート」 2007年5月19日
■「味は人」 2006年11月26日
■「めで鯛お祝い」 2006年11月25日
■「美味礼賛(アワビの肝と鱧)」 2006年7月22日
■「美味再訪(水貝と天然鮎)」 2006年7月17日
■「美味を創るもの」 2006年5月6日