![]()
▲画像クリックで拡大
その店を見つけたのは偶然だった。お気楽夫婦が住む街の、小さな路地にひっそりと佇んでいた。たぶん世界で一番小さなチョコレートショップだとミキちゃんは言う。そう、行ってみれば分かる。それは決して冗談や謙遜じゃなく、マンションの玄関先のほんの畳一枚分程のスペースの小さな店。けれど、そこにはいつもミキちゃんのふんわりとした笑い声と、優しく繊細な味の、絶品のショコラたちがたっぷりと溢れている。
2009年夏、改装して店は大きくなった。けれど、チョコを心から愛するミキちゃんの作る、繊細なボンボン・ショコラの味は変わらない。
【快楽主義宣言より】
■「Avec Professionnelles」2011年5月8日
■「恋の病にも、ただの飲んべにも」2010年12月25日
■「ミキ・マニア♡」2010年7月31日
■「辛く、スイーツな日々」2010年3月21日
■「ショコラの国からのメッセージ」2009年12月13日
■「TVって怖い」ボンボンショコラの危機 2009年11月8日
■「新装開店」 2009年10月18日
■「スイーツ!スイーツ!スイーツ♪」 2009年7月12日
■「新作フランボワーズ完成」 2009年5月6日
■「マイ・スィート・ホームタウン」 2009年4月5日
■「春のショコラたち」 2009年3月20日
■「義理とは、本命とは」 2009年2月15日
■「ショコラ、ショコラ、ショコラ」 2008年11月22日
■「若きショコラティエールは世界を目指す」 2008年10月4日
■「ご近所夫婦3組で」 2008年7月27日
■「地産地消の週末」 2008年7月12日
■「ウチごはん デザート付き」 2008年6月16日
■「おみやげは雪だるま」 2007年12月22日
■「ご近所ショコラ」 2007年7月14日
![]()
▲画像クリックで拡大
お気楽夫婦の住む街に、スイーツ御三家がある。もちろん2人が勝手にそう呼んでいるだけ。けれど、どの店も胸を張っておススメできる店。ボンボンショコラが絶品の「ショコラティエ・ミキ」、和菓子の「いとう」(残念ながら閉店)、そして焼き菓子の「ル・プティ・ポワソン」だ。フランス伝統菓子のお店と名乗っているように、プティ・ポワソンにはガレット(ブルターニュ地方の伝統的焼き菓子)やガトーバスク、カルトカール、スペキュロスなど、日本ではあまり耳に馴染みのない逸品がある。
もともとこの店はショコラティエ・ミキのミキちゃんから「あの店の焼き菓子は絶品です!」と推薦されて伺った店。プロがプロを絶賛するだけあって、シュークリーム(大人のシュークリームという洋酒が香るものもある)やチーズケーキ(これまた大人のチーズケーキというブルーチーズを使ったものがおススメ)など、一口食べて思わず唸る味。パティシエのマコちゃんは、2010年末には『キューピー3分間クッキング』の講師としてTVにも登場。これからますます期待したい店だ。
*残念ながらパティシエがカナダ、バンクーバーでエクレア専門店を新たにOPENするとのことで、この店は閉店。
■快楽主義宣言より
「Avec Professionnelles♡」2011年5月8日
「Happy Holidays!」 2010年12月26日
「マイ・スィート・ホームタウン」 2009年4月5日
![]()
▲画像クリックで拡大
お気楽夫婦の住む世田谷には、地元の名店として誇れるスイーツの店が点在する。尾山台にある老舗「オー ボン ビュー タン」がその代表。そのオー ボン ビュー タンのオープニングスタッフだったという永井シェフが、フランス修行を経て1993年に下高井戸にOPENしたのがノリエット。以来、フランスの伝統菓子を中心に地元で愛されてきた。看板、店構え、ショーケースに並ぶスイーツはフランスそのもの。そのままパリの裏通りにあっても違和感がない。いつも人気のカフェコーナーでは、コーヒーなどのソフトドリンク以外にも、これまたフランス同様にヴァン・ショー(ホットワイン)なども楽しめる。さらには近所に「ル・プティ・リュタン」というビストロまである。フランスを訪れる時間もお金もない時に、京王線または世田谷線に乗って、そんな下高井戸の小さなフランスを訪ねるのも楽しい。
■快楽主義宣言より 「忘年会はパリで!」 2009年12月19日