世田谷
-
★★★ :お気軽ご近所中華の最高峰
- 住所:東京都世田谷区南烏山4-14
- TEL:03-3308-9785
- URL:なし
▲画像クリックで拡大
この街に住み、この店に通って四半世紀以上が過ぎた。でも、この店の味は変わらない。この店の良さは変わらない。オジちゃんの研究熱心なメニュー創りも、オバちゃんの内弁慶で人見知りな接客も。この愛すべきご近所の名店に毎年何度か友人たちを招き、大勢で本格四川料理を味わう幸福。また今宵も中国山椒に痺れながら麻婆豆腐を味わい、オジちゃんオリジナルのラー油に汗だくになりながら四川水餃子を堪能する。ところで、電話番号などを掲載したらオバちゃんに怒られるかなぁ。
【快楽主義宣言より】
■「上海がにの季節がやって来た!」 2011年10月30日
■「新友、遠方より来たり」2011年8月14日
■「暑気払い vs 熱中症」 2010年7月24日
■「いつもの秋味」上海がに2009 2009年11月21日
■「帰国祝いパーティーの夜」 2008年11月15日
■「夏の定番、金針菜とモンゴウイカ」 2008年7月19日
■「中華でクリスマス、萬来軒の七味」 2008年1月5日
■「食欲の、上海がにの、秋」 2007年11月17日
■「当たり前ではないありがたさ」 2007年7月7日
■「今年最後の上海がに、バックステージツアー付き」 2006年11月18日
■「今年もまた、上海がに」 2006年10月21日
■「中華料理の南北格差」 2005年10月30日
■「秋味、ねっとり、上海がに」 2005年10月29日
■「ご近所の名店」 2005年5月2日
▲画像クリックで拡大
恵比寿駅からすぐ、QUIZ(クイズ)ビルの2階。ジンディンロウと読む。台湾の小籠包と言えば、鼎泰豊が有名。この店も鼎泰豊で修行したシェフが独立して開店した店らしい。鼎泰豊が日本で多店舗展開してしまい、すっかりブランド価値(あるいは希少価値)を下げてしまった感がある今、行くべき店。繊細で極薄い皮の小籠包を箸で優しくレンゲに乗せて、皮の端をかじる。ジューシーなスープが口中を幸福にする。ベタな表現で言えば、実に口福な味。濃厚で香り高く、上品な小籠包だ。他の料理のクォリティも高く、盛付けも繊細で食欲をそそる。
*この店も他店舗展開を既に行ってしまっており、最近訪問してはいないが、微妙な気配。なんたってお気楽夫婦はへそ曲がりなのだ。
■IGA“快楽主義”宣言より 「絶品♡小籠包」 2010年2月27日
▲画像クリックで拡大
自由が丘という街は、実は目黒区と世田谷区にまたがっている。正確には目黒区自由が丘及び緑が丘と世田谷区奥沢という住所表記ながら、自由が丘駅を中心としたエリアを大まかに「自由が丘」と呼んでいる人が多いはず。この店も住所は奥沢。とは言え、自由が丘駅南口から徒歩6分。人気のトレインチからすぐの場所だから堂々と自由が丘を名乗っている。店構えは間口が狭く奥行きが広い京の町家風。ランチメニューは日替りも含め数種類。きっちり美味しい居酒屋ランチ。自由が丘マダムはこの店にも押し寄せるが、オヤヂが独りでランチを食べるにもぴったりの店だ。それに、落ち着いた店の雰囲気はランチも良いけれど、夜に飲みに来たくなる。そう思わせる店のランチ戦略は正しい。
【快楽主義宣言より】
■「自由が丘ランチ、青山ごはん」 2009年5月31日